シュンラボストーリーズ第1章:第7話 落選直後の車両故障トラブル!? その
どうもシュンクボです!
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シュンラボストーリーズ、今日も景気よく参りましょう♪
シュンシュンはまさに踏んだり蹴ったりの気分だった。
新人賞に投稿した小説が一次予選にすら通らず、おまけに、仲のよいリョウ君にその事を打ち明けて少し気持ちを取り戻した矢先に、いつも使っている電車が、車両故障で利用できない流れになってしまったのだから。
「ついていない時にはついていないことが起こるなぁ(-_-;)」
そう思いながらも、シュンシュンは、一緒に車両故障に巻き込まれた仲の良いリョウ君と共に、振替乗車票と、PASMOの入場記録を解除するべく、地下改札窓口に並んだのだった。
車両故障の御多分に漏れず、改札窓口はいつも以上に並んでいて、なかなか窓口までたどり着けないように思えた。
シュンシュンはイライラが募った。リョウ君も、「待たされますね・・・」と、物静かに動揺していた。
やっと窓口までたどり着くと、
「振替乗車票もらいます」
とシュンシュンは言った。
対応した駅員は、わりと淡々と振替乗車票をシュンシュンとリョウ君に配り、こちらに申し訳なさそうにしている様子はあまり感じ取れない表情で、「どうぞ」と言った。
「すいません、PASMOの入場記録を解除してくれませんか?」
と、シュンシュンが言うと、
「あ、それは降りられる駅で解除してもらってください」
と、駅員はこれまた淡々と悪びれずに答えた。
「えっ!?」
降りる駅の窓口もまた並ぶに決まってんだろ・・・
二度も並ばせる気かよ・・・
シュンシュンの中で、押し込めていた、沸々と煮えたぎっていた怒りが、咄嗟に噴出した。降りる駅の窓口が混雑していることまで考えた上で言っているようには到底思えない開き直り方だと思ったのだ。
「あなた、自社の尻拭いを他社にやらせるんですか!? それはいくら何でもおかしいですよ、いますぐ解除してください!」
駅員は、シュンシュンの怒りにはまともに応えないまま、ただPASMOの入場記録を淡々と解除した。
シュンシュンもこみ上げてくる怒りをやっと抑える形で、黙ってPASMOを受け取り、リョウ君と改札口を出た。
「シュンシュンさん、大丈夫ですか?」
「あれはひどいよ。俺が小説に落ちてなくても、普通に怒る」
「まあ、そうですね・・・」
シュンシュンは、噴飯物に接したような苛立ちを隠しきれないまま、リョウ君と一緒に別の私鉄路線の改札口に向かった。
今日はこのへんで♪
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シュンクボ(^^♪