シュンシュンストーリー第1章:第2話 投稿してはみたけれど・・・

どうもシュンクボです、本日もご覧くださりありがとうございます!

前回から始まりましたシュンシュンストーリー第1章の続きをお送りいたします。

 

 

 

こんにちわ、私、名前はシュンシュンと申します。

 

私には小説家になろうという夢がありました。

4年余りのバイト生活の末、ようやく書きあげた小説を、大手出版社の純文学雑誌の新人賞募集に、満を持して投稿したのです。

 

正直に申し上げますと、はじめは自信満々でした。

 

「これだけ時間をかけたのだから」とか、

「これだけ文体を磨き上げてきたのだから」とか、

「これだけたくさんノーベル文学賞級の古典文学を読んできたのだから」とか、

 

そういう一見もっともらしい根拠を理由に、

 

「自分で納得のいく作品を仕上げられれば、きっとプロの編集者や審査員の作家たちも認めてくれるにちがいない」

「まもなく出版社から直々に最終選考通過の連絡がくるだろう」

 

と、自分の小説を高く高く見積もっていたのです。

ところが・・・

 

投稿して3か月以上たっても、何の音沙汰もありません。

 

不安になって、ネットでググり、「決して閲覧することはないだろう」と高をくくっていた2ちゃんねる掲示板の小説新人賞の状況を、共有されている情報群が正しいのか誤りなのかもわからないまま、どきどき、そわそわした心境で読み漁り見て回りました。

 

 

 

 

掲示板の情報から推測すると・・・

 

 

 

どうやら・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「最終選考通過者にはすでに連絡が入っている(・_・;)」

ということがわかりました。

 

その事実を知ってしまった瞬間、私の心は激しくぐらつきました。

「信じられない、なぜなんだ!?」というやるせない焦燥感と、「一番恐れていたことが起きてしまった・・・」という愕然とした絶望感とが、一緒くたにごたまぜになりながら体中をかき乱す感覚でした。

 

そう・・・

 

「満を持して投稿してはみたけれど・・・」

 

私の小説は見事に落選してしまったのです。

 

 

 

続きはまた明日。

本日もご覧くださりありがとうございました!