シュンラボストーリーズ第1章:第57話 東京タワーのでっかいオフィス街
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※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボ自身の体験談にもとづいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、関係者のプライバシーを考慮した都合上、実際の事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
また、本編で取り上げられる、書籍・音楽・美術・映像などの、著作権を有する作品やコンテンツに関する言及や表現は、あくまでも、主人公シュンシュンをはじめとする登場人物による、【個人的感想・主張・解釈】にもとづいた言及・表現に過ぎないことを、ここに明記しておきます。こちらも合わせてご了承ください。
〇前回までのあらすじ
シュンシュンは、カリスマコンサルタントのオセアニ~から、未来を霊視できるという人を紹介してもらう。相談のメールをすると、その人からすぐに返事が来て、アポイントを取り付けた。名前は佐古山勢太郎さんというらしい。住所は東京都内だが、シュンシュンが行ったことのないエリアのようだ。
シュンシュンは地下鉄の階段を上がった。
外に出ると、まず目に飛び込んできたのは、
東京タワーだった。
そびえ立つ赤い鉄骨は、近くで見ると、
本当に、
見る者の目に迫って来るほど、存在感があった。
信号を渡り、
自動車メーカーの販売店を通り過ぎたが、
その立派な販売店がちっぽけに感じられるくらい、
東京タワーの鉄骨は、たくましく、せり出していた。
10分前後歩いただろうか、
シュンシュンはスマホを片手に住所を照合した。
シュンシュンのスマホは、
日照条件が悪くなると、
決まってグーグルマップの精度が極端に下がってしまうが、
幸い、未来を霊視できる佐古山さんのいるオフィスは、
大通りに近い場所に位置していたため、
オフィスビルまで、迷わずにたどり着くことができた。
そこは、大きすぎることも小さすぎることもない、
目立ちすぎることも影を潜めることもないオフィスビルだった。
シュンシュンは正面口のドアに手をかけた。
だが、ドアに鍵がかかっていたのでびっくりした。
仕事の関係者以外は入れないのだろうか?
ルームナンバーを呼び出すインターフォンもない。
シュンシュンはまごついた。
どうしよう、
佐古山さんから正面口の入り方については、
一言も伝えられていない・・・。
電話はどうだろう?
シュンシュンは事前に教わったオフィスの代表番号に電話した。
何度コールしても出ない・・・。
途方に暮れたシュンシュン。
果たして、未来を霊視できる鑑定士佐古山さんと、
無事に対面することはできるのだろうか?
今日はこのへんで(*^-^*)
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シュンクボ(^▽^)/