シュンラボストーリーズ第1章:第54話 シュンシュン、オセアニ~から霊視鑑定士を紹介してもらう。

どうもシュンクボです。

本日もご覧くださりありがとうございます!

いよいよシュンストの本編というべき本編の、始まり始まり~♬

 

※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボ自身の体験談にもとづいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、関係者のプライバシーを考慮した都合上、実際の事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。

また、本編で取り上げられる、書籍・DVD・音楽・映像など、著作権を有するコンテンツに関する言及や表現は、あくまでも、主人公シュンシュンをはじめとする登場人物による、【個人的感想・主張・解釈】にもとづいた言及・表現に過ぎないことを、ここに表明しておきます。こちらも合わせてご了承ください。

〇前回までのあらすじ

未来を霊視できる知り合いを、カリスマコンサルタント・オセアニ~から紹介してもらいたいと願ったシュンシュン。遠慮がちで引っ込み思案な性格が災いし、なかなか言い出せないでいたが、サロン会終了5分前を過ぎて、オセアニ~に紹介を願い出ると、オセアニ~は即座に快諾してくれた。まだ何も具体的なやりとりをしていないのにもかかわらず、シュンシュンは会心のガッツポーズを心の中で決めるのだった。

 

≪やったぁあああああああああああああ!≫

 

シュンシュンは、オセアニ~から無事紹介を快諾されて、

心の中で叫んだ。

自分の弱さに打ち勝ったと思った。

これで、

俺の未来は、まだ望みをつなぐことができる。

シュンシュンはそう安堵した。

 

小説新人賞に全てをかけていた自分が、

肝心の小説新人賞で、

一次予選にすら通らなかったという現実の壁にぶち当たり、

アルバイトすら気分の極度の落胆で休職し、

本当に、

当てという当てを、

仕事の経済的自活の面で失ってしまったというのに、

シュンシュンは、それでも何とかなるのではないかと感じていた。

 

その、何とかなる、という想いは、

藁をもすがる思いで、自分の引っ込み思案の殻を破って、

信頼できる、

キラキラしたイケメンの山あり谷ありを経験した人から、

鑑定士を紹介してもらえるよう、

思い切ってお願いする勇気を振り絞ることができたから、

なのかもしれない。

 

「メールアドレス教えますんで(^-^」

オセアニ~からその場でLINEを交換してもらい、

シュンシュンはすぐにアドレスを添付してもらった。

オセアニ~とやりとりしている時は、

スマホを持つ手が、喜びの緊張でプルプル震えた。

 

「相談料は1万5000円です。霊視鑑定士といっても、普段はアパレル関係の重役のお仕事をなさってる方で、相談は副業みたいなものですね」

 

アパレル関係の重役・・・

てっきりテレビ番組に出てくるような、

和服をまとった占い師のようなイメージをしていたが、

堅気のご職業についている方だとは・・・

これはいよいよ信用できそうだ!

シュンシュンの心の光は輝きを増した。

 

「本業がある関係で、なかなか忙しいみたいですから、少し余裕を持って返事を待ってください( ^o^) もし万一、3週間以上経っても返事が来なければ、今回は縁がなかったと思って割り切ってね♬」

 

オセアニ~の捕捉に、シュンシュンは我に返った。

そうか、オセアニ~の相談に応じるくらいだから、

やっぱりすんなりと相談にこぎつけるわけにもいかないか・・・汗

でも、とりあえずメールしてみよう!

大丈夫、何とかなるさ♬

 

サロン会は解散し、シュンシュンはオセアニ~に改めて礼を述べ、

ラウンジカフェのある都内某ホテルを後にした。

いつもながらの引っ込み思案で、

他の参加者から遠慮するように後発したのだが、

シュンシュンはもはや一人でも平気だった。

未来の鍵を握る人物が、まだいるのだから。

 

今日はこのへんで(*^-^*)

本日もご覧くださりありがとうございました!

シュンクボ(^▽^)/