シュンラボストーリーズ第1章:第64話 霊視鑑定士、直々にお茶と〇〇を出す!?
どうもシュンクボです。
本日もご覧くださりありがとうございます!
いよいよ登場しました霊視鑑定士、
果たして、果たして、果たして~!!!???
※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボ自身の体験談にもとづいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、関係者のプライバシーを考慮した都合上、実際の事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
また、本編で取り上げられる、書籍・音楽・美術・映像などの、著作権を有する作品やコンテンツに関する言及や表現は、あくまでも、主人公シュンシュンをはじめとする登場人物による、【個人的感想・主張・解釈にもとづいた言及・表現】に過ぎないことを、ここに明記しておきます。こちらも合わせてご了承ください。
〇前回までのあらすじ
霊視鑑定士佐古山さんが登場した。彼は、相談室のソファーに恐縮しながら座り待ちしているシュンシュンの前にさっそうと現れ、挨拶は丁重にしたが、お茶を出す旨を告げて、またさっそうと部屋を出ていった。このさっそうたる霊視鑑定士、佐古山勢太郎に、シュンシュンは、待ち受けている間の自分の、【未来を霊視できるアパレル鑑定士の妄想予想】と、照合・確認をする余裕もなかった。
シュンシュンは驚いた。
パッと登場し、
お茶を出すと言って、
パッと部屋を出ていった男、
名前を佐古山勢太郎という。
アパレル業界の会社重役、
人の未来を霊視できる凄腕鑑定士。
さもありながら、
ヘアスタイルは、いがぐり頭。
笑顔が極めて爽やかで明朗だが、
「こんにちは~」「佐古山勢太郎で~す」
となぜかしゃべり方が、「~」な口調の男。
シュンシュンは自分自身の妄想予想の答え合わせをしている暇もなかった。
というより、従来のコミュ障と余裕のなさと恐縮過多な性格もあってか、
霊視鑑定士、佐古山のさっそうたるスピードにほどんど反応できなかったのである。
シュンシュンは、
ただひたすら恐縮したまま、テーブルに置かれている御香から、
細長く立ち上る、うっすらとした白い煙をじっと見ながら、
佐古山がお茶を入れに戻るのを待った。
まもなく、「バタッ」とまた相談室の扉が開いた。
霊視鑑定士佐古山である。さっそうたる佐古山である。
佐古山は、
「よ~し、じゃあ始めましょうか~」
と落ち着いた口調で言うと、
「こちら、どうぞ~♪」
と満面の笑みを浮かべて、
テーブルに、容器を二つ置いて、
シュンシュンに飲むよう促した。
シュンシュンはテーブルに置かれた二つの容器を見た。
片方は大きめのティーカップで、カモミールティーが入っていたが、
もう片方は、透明なグラスが置かれていて、中に透明な液体が湯気を立てていた。
お湯だろうか? まだこれから本格的な夏が来るという時期なのだが・・・
とシュンシュンは考えた。
「緊張しているからね、今回は特別に♪」
と言って、佐古山は再び、グラスの中の透明な液体をまずは飲むよう、
シュンシュンに勧めた。
シュンシュンは恐る恐るそのグラスに入った透明な液体を飲んでみた。
今日はこのへんで(*^-^*)
本日もご覧くださりありがとうございました!
シュンクボ(^▽^)/