シュンラボストーリーズ第1章:第53話 シュンシュン、思い切って・・・!!
どうもシュンクボです。
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シュンスト、今日も始まりま~す♬
※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボ自身の体験談にもとづいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、関係者のプライバシーを考慮した都合上、実際の事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
また、本編で取り上げられる、書籍・DVD・映画・テレビ番組・音楽などの著作権を有するコンテンツの、内容・セリフ・趣旨・概要・に関する言及や表現は、あくまでも、主人公シュンシュンをはじめとする登場人物による、【個人的感想・主張・解釈】にもとづいた言及・表現に過ぎないことを、ここに明記しておきます。こちらも合わせてご了承ください。
〇前回までのあらすじ
シュンシュンは、サロン会の途中、オセアニ~から、知り合いの人を紹介してもらいたい欲が急に出てきた。オセアニ~曰く、その知り合いは、未来を霊視することができるらしい。だが、オセアニ~が相談するほどの人物だから、相談料も高いかもしれないし、そもそも、紹介してもらえるかどうかと躊躇するシュンシュン。そうこうしているうちに、サロン会の残り時間は5分を切っていた。
「皆さま、そろそろ帰りじたくの準備をお願いしま~す♬」
オセアニ~の呼びかけに、他の参加者たちは、
メモを取っていたノートやスマートフォンを片づけはじめ、
居ずまいを正し始めた。
「まずい・・・」
シュンシュンは焦り始めた。
これを逃したら・・・
俺の未来は、俺の仕事の将来はどうなるんだろう!?
これはもう、何が何でも聞くしかない!!!!
オセアニ~は、他の参加者の一人一人に挨拶の声をかけていた。
自分にも声をかけるだろうと予測したシュンシュンは、
声をかけられるタイミングになったら、
思い切って紹介をお願いしようと決意した。
「シュンシュン君もまた機会があれば・・・」
「あの!!」
シュンシュンはテーブルに向かって前掛かりに乗り出した。
ちょっとタイミングが早かったのか、
オセアニ~と、同じソファーに座る美人ママさんが、一瞬動きを止めた。
「シュンシュン君、何かあるんですか?」
「あの、もし、よければ、その・・・」
さあ、切り出せ、シュンシュン、勇気だ、チャレンジだ、ダメもとで行け!
キョドキョドした口調の裏で、シュンシュンは自分に心の中でそう言い聞かせた。
「その・・・未来を霊視できる知り合いの方を紹介していただけないでしょうか?」
「ああ、さっき話してた霊視の人ですか、いいですよ♬」
オセアニ~はいつもの陽気な調子で即座に答えた。
まさに辞書で書いてある【即答】に匹敵する快諾だ。
「あ、あ、ありがとうございます!」
よっしゃぁああああああああああああああああああああ!
シュンシュンは心の中でガッツポーズするボクサーを思い描いていた。
そのボクサーのイメージはなぜか、
ミスターオッケー牧場だったが、
偉大な世界チャンピオンであることに変わりはない。
勝った、とにかく自分に勝ったのだ!!
まだ具体的な紹介手続きを聞き出しておらず、
肝心の相談料も聞き出していないにもかかわらず、
シュンシュンは未来の全ての栄光を手にしたかのような達成感に浸っていた。
とにもかくにも、
紹介の許諾をオセアニ~から取り付けたシュンシュン、
果たしてこのまま、無事に未来霊視鑑定士と出会うことができるのか!?
今日はこのへんで(*^-^*)
本日もご覧くださりありがとうございました!
シュンクボ(^▽^)/