シュンラボストーリーズ第1章:第52話 シュンシュン、自分の未来を見通してもらおうか思案する。

どうもシュンクボです。

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※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボ自身の体験談にもとづいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、関係者のプライバシーを考慮した都合上、実際の事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。

また、本編で取り上げられる、書籍・DVD・映画・テレビ番組・音楽などの著作権を有するコンテンツの、内容・セリフ・趣旨・概要に、関する言及や表現は、あくまでも、主人公シュンシュンをはじめとする登場人物よる、【個人的感想・概要・解釈】にもとづいた言及・表現に過ぎないことを、ここに明記しておきます。こちらも合わせてご了承ください。

〇前回までのあらすじ

オセアニ~は、サロン会の席で、シュンシュンに、YouTube上では明かすことのなかったお金にまつわる苦労話をざっくばらんに打ち明けた。今後のビジネスの見通しが必ずしもはっきりしているわけではないから、知り合いに将来のビジネスの行方を霊視してもらったりすることもあるとカミングアウトする。シュンシュンは、オセアニ~の話を聞いて、自分も将来の行く末をオセアニ~の知り合いに霊視してもらいたいと思うようになる。

 

シュンシュンは、将来の具体的な展望がゼロに等しかった。

頼みの綱にしていた小説新人賞が、

ものの見事に1次選考で落選してしまったのだから。

 

文学に全力を注いでいたシュンシュンにとって、

小説家になるという展望以外はなかった。

 

一方で、全てを失ってしまった現在、

逆に妙な好奇心がもたげてもきていた。

一体、自分から本や小説を取り上げてしまった場合、

自分の未来は一体どうなるんだろう?

そういう恐怖と背中合わせの興味が湧いてきたのだ。

 

問題は、

オセアニ~が未来を霊視できる知り合いを、

自分に紹介してくれるだろうかどうかだ。

シュンシュンはそう考えた。

オセアニ~が相談するくらいだから、

きっと凄腕の鑑定士か占い師なのだろう。

相談料もばかにならないくらい高いかもしれない。

 

シュンシュンはスマートフォンで時間を確認した。

オセアニ~からいろいろ話を聞いているうちに、

サロン会終了まで残り5分を切っていた。

 

「皆さまそろそろ帰り支度をお願いしま~す♪」

オセアニ~の呼びかけに、他の参加者たちも、

相談に用意したメモやノートをしまいはじめ、

帰りじたくのために居ずまいを正した。

 

「まずい! これを逃したらチャンスはないぞ・・・」

 

遠慮と気後れと勇気と大胆のはざまで、揺れ動き、焦るシュンシュン。

果たして、シュンシュンはオセアニ~に、

未来を霊視できる鑑定士の紹介をお願いすることができるのか!?

 

今日はこのへんで(*^-^*)

本日もご覧くださりありがとうございました!

シュンクボ(^▽^)/