シュンラボストーリーズ第1章:第78話 シュンシュン、とうとう怒り爆発!!

どうもシュンクボです。

本日もご覧くださりありがとうございます!

お待たせいたしました。シュンスト本編でっす♬

 

 

 

シュンシュンは、

酔っぱらったオネエ霊視鑑定士の佐古山から、

日本酒の酒口を向けられながら、

「中身太田光、見た目今田耕司ね♡」

と指摘され、イジられ、笑われ、

あげくの果てに、

今田耕司がダチョウコスチュームで歌った、

あの幻の名曲、『ナウロマンティック』の、

サビの部分を陽気に歌い上げたので・・・

 

「いい加減にしてください!!」

と叫んだ。

 

「えっ、な、何よ急に、どうしたの?」

と佐古山からすっとぼけられたので、

「ボクは鑑定をしてもらいに来たんです!!」

「鑑定? だから、見た目今田耕司、中身太田光だって言ってんじゃん」

「それ鑑定じゃないっつうの!! 一般人でも判断できるっつうの!! あなたが未来を霊視できるからって聞いて、ここにわざわざ足を運んだんだっつうの!!」

「だからシュンシュンさんの未来は見えないってさっき言ったじゃん」

「じゃあ、もういいです!! ボクもう帰ります!!」

シュンシュンは肩をぶるぶるさせながら立ち上がった。

こんなに怒ったのは初めてだというくらい憤然としていたから、彼は、自分でも感じ取れるくらい胸の中がざわざわバクバクした。

 

「どうも失礼しました」

と彼は、純文学愛好者にありがちなシニカルな口調で小さく挨拶し、

タケオキクチのワインレッドのショルダーバッグを持って部屋を出ようとした。

 

「ちょっと落ち着いてよ、そんなに息を上げちゃって」

「これが落ち着いていられますか、酔っぱらってディスられて、ほとんど詐欺ですよ、サギ!!」

「もともと呼吸が浅いしね、薬、やめようか?」

「えっ・・・」

「やめようか、もう、薬♡」

シュンシュンはドキッとした。佐古山は顔を赤らめたままではあったが、意識はまだまだちゃんとしているところをアピールするみたく、満面のトトロの笑みを浮かべた。

 

 

 

今日はこのへんで(*^-^*)

本日もご覧くださりありがとうございました!

シュンクボ(^▽^)/