シュンラボストーリーズ第1章:第27話 カリスマセールスコンサルタントとのコンタクト!?
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※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボの実体験に基づいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、実際の事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
〇前回までのあらすじ
お仕事を小説新人賞に落選したショックで休むことにしたシュンシュンは、自分探しの心の旅に出ることにした。自分年表の作成は失敗するも、「自分が現在何に不満を持っていて、これからどうなっていきたいのか?」という問いかけに対し、「自分は一生アルバイトの『そのまんまシュンシュン』でズルズル存在し続けるのはイヤで、少なくとも『そのまんまの停滞シュンシュン』に大きな変化を加えたい」ということはわかった。そのまんまの自分自身に、具体的にどんな変化を起こせばいいのか、シュンシュンは、かねてより、YouTubeで動画を繰り返し視聴し、憧れていたセールスコンサルタントのイケメン、ミスター・オセアニア、愛称オセアニ~(オセアニアの兄貴の略:シュンシュンによる愛称)に、思い切ってコンタクトをとり、一度会ってみようと思うようになった。
どうしても、
イケメンのオセアニ~に、
一度でもいいから会ってみたい、
とシュンシュンは思った。
彼に会えば、
今の自分の、
そのまんまズルズルまんねり感覚を、具体的に打破できるような予感が、
シュンシュンにはしたのである。
でも、どうやって?
シュンシュンは一瞬戸惑った。
シュンシュンは、
カリスマイケメンコンサルタントのオセアニ~に憧れてはいたが、
あくまでYouTube上で彼の存在を知っているだけだった。
オセアニ~本人は、
シュンシュンとは直接の面識がない。
シュンシュンは、
オセアニ~のフェイスブックにも、YouTube上のコメント欄にも、
メッセージはおろか、
「いいね」のフォローすらしたことのない、
オセアニ~の隠れフォロワーに過ぎなかったのだ。
引っ込み思案で、
仕事ができるわけでもなく、
人脈はおろか、
アルバイト先の人望もそこまであるわけではないシュンシュンが、
周囲の同僚・少ない友人・家族に、
「実は私は、イケメンのカリスマセールスコンサルタントに憧れていてね~、はっはっは!(^_^)!」
などと公言できるわけなかった。
あたかも、
江戸時代の長崎の隠れキリシタンが、
表向きは仏壇を拝み、踏み絵を型通りに踏みながらも、
実は、陰ひなたの地下の和式カタコンベで、
礼拝を熱心に捧げ、
聖書を一生懸命精読していたのと同じように、
シュンシュンもまた、
表向きは、
コミュ障の書店員レジ接客スタッフとしてお客様に頭を下げ、
微々たる時給条件を記したアルバイト雇用契約書をマネージャーの古屋爺と毎年交わしながらも、
実は、
陰ひなたでは、
まだデビューが決まってすらいない段階から、
どうすれば作家としてちゃんと稼げるようになるか、
勤務終了後に職場の本屋でビジネス書を見て回って購入したり、
YouTube上でオセアニ~が配信している、
無料メルマガのワークをやったりしていたのである。
「あれ、無料メルマガ!?」
シュンシュンははたと気づいた。
「そう言えば、無料メルマガの最後に、オセアニ~の主催するお茶会に参加できるミニビジネススクールの案内動画とURLがあったような・・・ちょっと見てみよう」
こうしてシュンシュンは、
パソコンを起動し、Gmailの過去の受信箱を地味に漁り始めた。
果たして、
シュンシュンは、
オセアニ~が配信していた、
昔の無料メルマガの案内メールを見つけることができるのか!?
続きはまた明日(^^♪
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