シュンラボストーリーズ第1章:第29話 ビジネスコンサルタントとのコンタクト!? その③
どうもシュンクボです。
本日もご覧くださり、ありがとうございます!
いよいよ自分探しの心の旅に向けたアクションが始まりました!
これからのシュンストおよびシュンシュンに、乞うご期待くださいWWW
※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボの実体験にもとづいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、関係者のプライバシーを配慮した関係で、事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
〇前回までのあらすじ
シュンシュンは、カリスマコンサルタント・オセアニ~に一度会ってみたいと思い、YouTube上で無料メルマガの講座に取り組んでいたことを思い出し、過去のGmailを遡り、無料メルマガのコンテンツ・実践ワークが件名に記載されたメール25通を発見する。最終日25日目には、お疲れのメッセージと共に、オセアニ~と直接交流できる企画も兼ねたミニビジネススクールの案内URLも添付されていた。
「よし、よ~し、よ~~~~~~~し!(汗)」
シュンシュンは、恐る恐る、マウスを震わせながら、
ミニビジネススクールの案内URLをクリックした。
オセアニ~のセールスレターサイトに移動した。
オセアニ~のアバターを象ったサイトには、
オセアニ~の実の娘さんが無邪気に遊んでいる写真がアップされている。
シュンシュンが今まで勝手に思い込んでいたビジネススクールのイメージとは、
ちょっと一風変わって、
暖かく、
家庭的で、
オセアニ~自身の南国テイストな世界観も、
デザインとして反映されたWEBページになっていた。
シュンシュンは、今までの人生で、
一度も、
ビジネスや投資関係のビジネススクールはおろか、
セミナーや講演会の類にすら通ったことがなかった。
何しろ、
シュンシュンは、
芸術を愛し、
文学を愛していた空想坊やであった。
特に、
10代20代の頃は、
ビジネスなどの実学やノウハウや考え方、
俗に言う、自己啓発寄りのお金稼ぎのコンセプトを、
妥協と効率と欲望100%の産物としてしかとらえていなかったのである。
そんな世間知らずのシュンシュン坊やが、
どういう風の吹き回しか、
齢30を過ぎてから、
突然ビジネススクールに通い、
そこのカリスマセールスコンサルタントに会おうというのだから、
時代の流れというものは良くも悪くも変化していくものである。
彼は、そういう感慨にふけりながら、
数年前、
ゼミの臨時指導教官の先生に、久しぶりに会った時のことを思い出した。
「本屋のアルバイトをはじめました」
とシュンシュンが臨時指導教官に近況を報告したら、
「シュンシュン君が、接客のアルバイト!? す、すげぇっ!!」
と、先生から驚かれたのである。
それは、皮肉と言うよりも、
時代の変化による感動に近い受け止められ方だったと、今のシュンシュンには思えた。
俺も、周囲から見たら、ちょっとずつ変わってはいたのかもしれないな、
とシュンシュンは思った。
広告案内の内容は、非常に素晴らしく、まさに空想坊やの自分探し主義者のシュンシュンでも、魅力的に思えるコンテンツセールスレターであった。
シュンシュンは今すぐ受講申し込みのクリックを押したい衝動に駆られたほどである。
だが、シュンシュンが唯一気がかりに思っている点がある。
肝心の受講料金である!
お金に無頓着な芸術志向の坊やが、
ビジネススクールにお金を払うのである!!
「もしかして、何十万とかするのかな・・・カリスマ●●だから、もしかしたら何百万とかまでするのかな・・・」
シュンシュンは、スクールの案内を、羨望と憧れと期待を交えてじっくり閲覧しながらも、頭の片隅では受講料のことが気になって仕方なかった。
WEBページの下にマウスをスクロールさせていくにつれて、頭の片隅にあった「受講料」という恐れの観念が脳内のセンターサークルを支配させていった。
「ああ、払えなかったらどうしよう・・・」
シュンシュンの鼓動が高鳴った。
その高鳴りは、恐れもあったが、期待もあった。
小説新人賞に落選して落胆した時のパニックの高鳴り方よりは、
明らかに気持ちのいい緊張感だった。
さて、
接客に全く関心がなかったロマンチストの芸術坊やのシュンシュンが、
これからミニビジネススクールを受講するにあたっての値段・・・
初めてのビジネススクール、右も左もわからぬビジネススクール・・・
そんなシュンシュンの、
まさに一世一代の自己投資の気になるお値段は???
「あっ・・・半年で・・・・・は、8万円!?」
果たして、シュンシュンは8万円の受講料を払えるのか!?
続きはまた明日(^^♪
本日もご覧くださり、まことにありがとうございました!
シュンクボ(*^-^*)