シュンラボストーリーズ第1章:第30話 カリスマコンサルのスクール料金払えるか!?
どうもシュンクボです。
本日もご覧くださり、ありがとうございます!
シュンストもおかげさまで30話の大台を突破しました。
ちなみに、主人公シュンシュンの年齢も30をとっくに突破しております!
これからもどんどん突破してまいりますwww
※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボの体験にもとづいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、関係者のプライバシーを配慮して、実際の事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
〇前回までのあらすじ
カリスマコンサルのミスター・オセアニア、愛称オセアニ~と直接交流の機会が持てる半年間のミニビジネススクールに、是が非でも参加したいと思った主人公シュンシュンは、スクールのセールスレター広告のサイトを閲覧していた。案内の内容はシュンシュンにとって魅力的だったが、ビジネススクールを未だかつて受けたことがなかったシュンシュンにとっては、値段が気になるところではあった。その値段は、半年間で8万円であった。
「・・・・・・・は、八万円!?」
シュンシュンは、頭の中で「8」ではなく「八」を思い描いた。
普通、世の中の多くの会社員であれば、8万円の「8」は、
ちゃんとローマ数字の「8」を頭に思い浮かべるはずである。
だが、
古い文学作品のことしか詳しくなく、
ビジネスの「ビ」の字を、
30歳を過ぎてから、
「アルバイトの接客」を通して、
辛うじてわかりはじめたシュンシュンにとって、
「8万円」の「8」は、漢数字の「八」なのである!
「八、か、八万円・・・思ったより安いぞ」
しかも、受講料の支払方法が、
一括払いと分割払いの、二通りあるらしく、
一括払いであれば、受講料は1か月「一万円」で済むらしい\(^_^)/
つまり、受講料は「六万円」で済む。
「よしよし、これなら全然、普通預金口座の絶対防衛残額ラインを侵されない」
とシュンシュンはホッとした。
くどいようだが、
当時のシュンシュンは、なかなかの無神経型コミュ障で、
周りの人から、
合コンやパーティーに呼ばれることはほとんどなく、
飲み会の類に呼ばれることもあまりなかった。
そのため、交際費は実質「三千円」あればいいほうだった。
彼の贅沢と言えば、せいぜい大好きな本を書店で買うくらいであった。
その本にしても、彼が一番大切にしている純文学の書籍は、
地元の公立図書館で借りれば事足りたから、
ほとんどただで好きな書籍を読んでいた計算ともなる。
大きな出費と言えば、
都心の百貨店で新しいスーツを新調したことぐらいで、
シュンシュンにも個人情報があるので詳細は公表できないが、
彼は、フリーターのわりには、当時、意外にも貯金を持っていたのである!
「よし、迷わずワンクリック!」
これは運が向いてきたぞ!
とシュンシュンは思った。
今日はこのへんで!(^^)!
本日もご覧くださりありがとうございました!
シュンクボ(*^-^*)