シュンラボストーリーズ第1章:第39話 シュンシュンとオセアニ~をつなぐ1冊のビジネス本とは!?
どうもシュンクボです。
本日もご覧くださりありがとうございます!
皆さま、長らくお待たせいたしました。
本日、シュンシュンとオセアニ~をつなぐ、
知る人ぞ知るビジネス書籍のタイトルが明らかにされます!
※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボ自身の体験談にもとづいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、関係者のプライバシーを考慮した都合上、実際の事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
〇前回までのあらすじ
ビジネス音痴の小説落選家である主人公シュンシュンは、作家オーギュスト・ストリンドベリの戯曲『夢の劇』とジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画『ニューシネマパラダイス』から強い影響を受けた。どちらの作品も、ジャンルは異なるが、≪夢と幻とドラマとコトバ≫をキーコンセプトとして扱っている芸術作品である。一体、そうしたキーコンセプトと、ビジネスバリバリのカリスマコンサルタントのオセアニ~との間に、何の関係があるのか、そして、夢や幻やドラマやコトバといったキーワードが、シュンシュンとオセアニ~をどのような形で出会わせる成り行きに導かせたのか!? ターニングポイントは、シュンシュンがダメナンパ師の時代に出会った、1人の知り合いからもらった、あるビジネス書籍だった。
シュンシュンは、
学生時代の失恋にショックを受けた過去があり、
何としてもモテたいと一念発起し、
ネット界に引く手あまたいるカリスマ恋愛ナンパ師のもとに通っていた時期があった。
シュンシュンはシュンシュンなりに、
合コンやナンパやSNSなどを必死にやったのであるが、
所詮、コミュ障が1年や2年で治るはずもなく、
結果的に、恋活自体は、
カリスマナンパ師から足元を見られる結果に終わってしまった。
だが、不幸中の幸いにも、
恋愛ナンパコンサルを通じて知り合った、
1人の参加者が、シュンシュンのことを可愛がってくれた。
その人は、自営のお医者さんの跡取り息子で、
電車で1時間半近くかけて、新宿や渋谷や池袋に足を運んでは、
こつこつナンパをしていて、ナンパ仲間がたくさんいる人望厚き人だった。
仲間内の面倒見がよく、
コミュ障のシュンシュンのことも、いろいろ気づかってくれ、
ナンパで綺麗な人とも付き合ってきたモテ男でもあったから、
いろいろ恋愛に関わるアドバイスを、
恋愛をほとんど知らないシュンシュンに、辛抱強く教えてくれていたのである。
その人と一緒に新宿南口でナンパをしていたある日、
「シュンシュン君、自己啓発の本とか興味ない!?」
と、 珍しく本の事を切り出してきた。
シュンシュンは、自己啓発自体は敬遠していた。
その手のビジネスマッチョな書籍自体が、
アレルギー拒絶反応を催させるような空気を、
プンプン醸し出していたから、
「自己啓発は胡散臭い」と感じながら敬遠していたのである。
だが、コミュ障の自分に辛抱強く付き合ってくれている人が、
本を紹介してくれると言ってくださるわけなのだから、
とシュンシュンは思い、
「本を読むのは好きですね」
と曖昧な返事を笑顔でした。
すると、その人望厚き先輩ナンパ師は、
1冊の本をトートバッグから取り出して、
シュンシュンに手渡した。
「これ、貸してあげるよ。ちょっと読んでみて」
「わかりました。ありがとうございます」
シュンシュンは本の表紙をじっくり見た。
そのビジネス書籍は、
ロバート・シャインフェルド著『ザ・マネーゲームから脱出する法』
というタイトルだった。
胡散臭いと思い、
アレルギー反応的な食わず嫌いで敬遠していたその自己啓発本こそ、
シュンシュンとオセアニ~を後々つなぐことになる、
衝撃のビジネス書籍だったのである!
今日ははこのへんで(^^♪
本日もご覧くださりありがとうございました!
シュンクボ(^▽^)/