シュンラボストーリーズ第1章:第41話 シュンシュンはなぜ『ザ・マネーゲームから脱出する法』を読んで衝撃を受けたのか!?

どうもシュンクボです。本日もご覧くださりありがとうございます!

さてさて前回の続きです。

いよいよ、シュンシュンとオセアニ~のつながりが、

これまで述べてきたキーワードやキーコンセプトの、

具体性を軸に解き明かされます!

 

※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボ自身の体験談にもとづいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、関係者のプライバシーを考慮した都合上、実際の事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。

〇前回までのあらすじ

シュンシュンが影響を受けた2つの芸術作品から導き出されたキーワード・キーコンセプトは、≪夢・幻・物語・コトバ≫であった。一見ビジネスとは関係のないこれらのキータームこそが、ビジネス音痴の純文学オタク、シュンシュンと、セールスとマーケティングのカリスマ、オセアニ~を結びつけることになる。その具体的なきっかけが、シュンシュンがダメナンパ師時代に先輩のモテナンパ師から手渡された、ロバート・シャインフェルド著『ザ・マネーゲームから脱出する法』だった。最初はしぶしぶ読み始めたシュンシュンだったが、読了する時にはすっかりそのビジネス自己啓発書籍に衝撃を受けてしまっていた。果たしてその理由は!?

 

 

シュンシュンはこの成り行きに驚いた。

世界を見る目が180度変わった体験は、

これまで、

小説や哲学書を読んだ時に何度か体験したことはあった。

だが、まさか文学や哲学などの文化系の硬派な書籍とは、

水と油の関係にあたる、

敬遠すべき忌まわしきビジネス自己啓発の書籍から、

ベルグソン哲学書を読んだ時と同じような、

感動と衝撃を受けることになるとは!

 

なぜ、

ロバート・シャインフェルド著『ザ・マネーゲームから脱出する法』

を読んで、哲学書と同じような衝撃を受けたのだろう!?

と、シュンシュンはその時の読書体験を振り返りながら考えた。

 

『ザ・マネーゲームから脱出する法』は、

自己啓発書籍に分類されてはいるが、

読んでみると、ビジネスマッチョな要素が意外にも少なかった。

例えば、

従来の成功哲学書籍の帯のキャッチコピーに書かれているような、

アファメーションを毎日念ずれば夢や目標は叶う」

だとか、

「モチベーションを維持するために日々行動行動行動行動ひたすら行動」

だとか、

「紙にひたすら書いたら願望実現!売上4億円!!5店舗展開!!!」

だとか、

 そういった文句や文章は、一切見られなかったのである。

 

むしろ、

従来の成功哲学自己啓発セミナーで解かれている教えの類が、

その書籍では相当否定的に書かれていた。

 

作者ロバート・シャインフェルドは、

この書籍で、

従来の引き寄せ・願望実現哲学書の多くは、

お金稼ぎとその収支のやりくりと資産運用とを大前提としている。

けれども、そうしたお金に関わるやり繰りや運用のシステム自体が、

マネーゲームという名前のついた、

地球に存在する様々なゲームのひとつに過ぎないのだと述べている。

 

ビジネスマネーゲームは、

遊園地のアトラクションに例えれば、

一番人気があり、

一番感情の浮き沈みの激しい、

一番エキサイティングなジェットコースターのようなものだ、

というような趣旨を、

作者ロバート・シャインフェルドはこの本を通じて述べている。

 

シュンシュンは、

作者ロバート・シャインフェルドの主張の趣旨をさらに振り返った。

 

裏を返せば、

私達が、

生活して生存していくために、

日々労働を通じて必死にお金のやり繰りしている、

あわただしい日常生活そのものが、

マネーゲームという名のゲームに過ぎないのだ、

という趣旨を、シャインフェルドは主張している。

 

私達が野球という名のゲームにのめりこみ、

アメリカンフットボールゲームにのめりこむのと、

本質的には何ら変わりないのだとシャインフェルドは、断言しているのである。

 

シュンシュンは、

この本の、

≪お金のやり繰り自体が、ひとつの幻想に過ぎない≫

という趣旨の表現とコンセプトに衝撃を受けたのだった。

 

シュンシュンは、就職活動という名のレールから零れ落ち、

というか、

レール自体についていくことができず、身が入らなかった。

そこに適応できなかった自分自身に後ろめたさを感じてもいたし、

就職活動に適応できなかったという事実を、

≪厳然たる現実≫として深刻に受け止めていたからである。

 

だが、シュンシュンはこの本を読んで思ったのだった。

就職活動と言う名のレールもまた、

「就職しなければお金の面で食べていけない」

「就職できなければお金の面で負け犬だ」

といったコンセプトを刷り込むための、

マネーゲームのひとつに過ぎないのだとしたら・・・

 

就職活動が、

≪厳然たる現実≫

≪深刻にとらえなければならない現実≫

ではなく、

≪仕組まれたマネーゲームのひとつ≫

マネーゲームという名の幻想の一側面≫

に過ぎないとしたら・・・

 

そう考え、感じると、

就職活動にあんなにビクビクし、

右往左往していた自分が、

まるであほらしく思えてきたのである!

 

シュンシュンはさらに、

地球上に存在するありとあらゆるゲームと、

地球上に存在する最も大きなマネーゲームとの間に、

共通する要素は何なのかということも、

ロバート・シャインフェルドのこの本を読んで考えるようになった。

 

ゲームの間に共通する要素、

ゲームをゲームたらしめるエッセンスとは何なのか!?

 

このエッセンスが、

芸術とビジネス、

シュンシュンとオセアニ~を結びつけるのであるが。

 

果たして、地球上に存在するあらゆるゲームの本質をなす要素とは!?

 

続きはまた次回(^^♪

本日もご覧くださりありがとうございました!

シュンクボ(^▽^)/