シュンラボストーリーズ第1章:第44話 シュンシュンとオセアニ~の感動の対面!?
どうもシュンクボです。
本日もご覧くださりありがとうございます!
皆さま長らくお待たせいたしました。
シュンシュンとオセアニ~が、今回という今回、いよいよ対面します♬
※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボ自身の体験談にもとづいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、関係者のプライバシーを考慮した都合上、実際の事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
〇前回までのあらすじ
シュンシュンはオセアニ~主催のサロン会に参加するべく、都内某ホテルのラウンジに入った。ドキドキしながら待っていたシュンシュンのもとに、背後から参加者全員に挨拶してきたオセアニ~、正面上座のソファーに座り、シュンシュンといよいよ対面することに・・・。果たしてその成り行きや如何に!?
オセアニ~はソファーに着座すると、
シュンシュンと向かい合った。
シュンシュンはドキドキした。
期待と緊張とが混ざり合う心地よい感じだった。
オセアニ~は、
YouTubeの時とは異なり、
顎のあたりにオシャレ髭を生やし、
体つきも少しふっくらしていた。
太っているというよりは、
中肉中背といったふっくら具合である。
服装は、インディゴのデニムに、
カジュアルのシャツを着ている。
南国テイストというよりも、
シュンシュンには系統の読み取りにくい柄物のシャツだ。
お世辞にもオシャレとは言い難いが、
それを補って余りあるほど顔立ちは端整、
今風に言えば、≪ザ・イケメン≫である!
やっぱりカッコイイ・・・
とシュンシュンは同じ男性でありながら、
オセアニ~のことを非常にまぶしく感じた。
「高校時代、事務所に一時所属していて、
ファッション雑誌にも出ていたことがある」
とオセアニ~は語っていたけれど。
うん、これだけイケメンなら、
モデルやタレントになっていても、
全然おかしくないな。
シュンシュンはオセアニ~の神々しい輝きを前にしてそう思った。
オセアニ~は、初参加のシュンシュンと女子大生にも挨拶をした。
「シュンシュンさん、〇〇さん、初めまして♪ サロン会は、気楽にお茶を飲んで談笑する場なので、そこまで緊張なさらずに(^^)」
「は、はい・・・」
シュンシュンも女子大生も、挨拶にぎこちない笑顔で答えた。
シュンシュンは、
オセアニ~から気さくに話しかけられて、
ちょっとホッとしたが、
初参加と言うこともあって、
他の参加者たちが、
どんな様子でオセアニ~と雑談したり、
仕事やプライベートの相談を持ち掛けたりするかを、
じっと静観することにした。
他の参加者たちもまた、
シュンシュンの目にはキラキラして見えた。
美容サロンを経営している女性や、
お好み焼き屋を都心で営んでいる男性や、
シュンシュンより年下なのに子供を3人産んでいるキレイなママさんや、
フリーのデザイナーの女性、
マッサージ整形のデザインコンサルの会社を営む女性・・・
じょ、女性が多い・・・
しかも、皆それぞれに、仕事であれ家庭であれ、
しっかり自分の生活を営んでいる。
「〇〇さんは、今大学4年生ですけど、就職活動はしてるんですか!?」
シュンシュンの隣にいる女子大生がオセアニ~に話を振られたので、
「ええ、最終面接までこぎつけている会社が数社あります」
と、彼女もだんだん明るく応じ始めた。
さ、最終面接・・・
シュンシュンは、人生で一度も、
就職活動で最終面接に残ったためしがなかった。
それどころか、
既卒である後ろめたさも手伝い、
書類や一次面接で落とされるのが当たり前だった。
本屋のアルバイトを始める前までは、
後ろめたさと迷いと不安が極まって、
アルバイトの選考にすら落とされた過去もあったのだ。
まだ大学生だから、俺と同じようなノリの子かと早合点したけど、
結構しっかりしてるんだなぁ・・・(;゚Д゚)
シュンシュンの当初の勢いは、
周囲の人たちの輝きを見るにつけ、
だんだん下火になっていった。
ここにいきなり顔を出すのは、
ちょっと時期早尚だったのかな・・・
3人の子持ちのママさんが、
旦那さんとの馴れ初めをオセアニ~と話していた時、
オセアニ~はシュンシュンに目を合わせて、
「シュンシュン君の好きな女性のタイプは?」
と話しかけてきた。
サロン会にいきなり参加したことを、
後悔し始めた矢先に、
オセアニ~から初めて、
直接、質問形式で話しかけられたシュンシュン。
果たして、シュンシュンの反応や如何に!?
今日はこのへんで(*^-^*)
本日もご覧くださりありがとうございました!
シュンクボ(^▽^)/