シュンラボストーリーズ第1章:第69話 霊視鑑定士の最初の一言の真意は!?

どうもシュンクボです。本日もご覧くださりありがとうございます!

シュンスト、始まるよ♬

 

※シュンラボストーリーズは自伝的フィクションです。シュンクボ自身の体験談にもとづいてはおりますが、時間・場所・登場人物などの設定が、関係者のプライバシーを考慮した都合上、実際の事実とは異なる場合もあります。予めご了承ください。

また、本編で取り上げられる、書籍・音楽・美術・映像などの、著作権を有する作品やコンテンツに関する言及や表現は、あくまでも、主人公シュンシュンをはじめとする登場人物による、【個人的感想・主張・解釈にもとづいた言及・表現】に過ぎないことを、ここに明記しておきます。こちらも合わせてご了承ください。

〇前回までのあらすじ

相談用紙に改めて相談内容を書くよう霊視鑑定士佐古山から促されたシュンシュン。癖字だらけの用紙を佐古山に渡すと、佐古山は相談内容を眼球を動かしながら読み取った。ドキドキしながらシュンシュンはその様子を見守ったが、霊視鑑定士の最初の一言は、「ごめん、よくわかんない♬」だった。

 

 

「う~ん、ごめん、よくわかんない♬」

と佐古山は言った。

実にあっけらかんとした言い方だった。

 

「えっ、よくわからないと言われましても・・・」

シュンシュンは困惑した。

あれだけ目を左右にキョロキョロ動かしていたのに。

まるで、刑事ドラマに登場する、超能力の捜査官か誰かが、

現場に残された血痕から、犯人にまつわる手がかりを読み解こうとする、

そんな、いかにも意味ありげな様子だったのに。

第一言が、「よくわかんない」って・・・

そんなのありかよ・・・

 

「いや、あの・・・」

「なあに?」

「その、他に何かないんですか?」

「他って?」

「私の相談内容に対する、その、未来に向けた・・・霊視ビジョン、みたいな・・・そんな、すごいやつですよ」

「ああ、アドバイスね。書くことは向いてるんじゃないの~」

と佐古山は口をすぼめてあっけらかんと言い放った。

 

「向いてるんじゃないの~」て!

て、適当・・・

シュンシュンは困惑を通り越して拍子抜けした。

【適当】という感じを当てるのも、不適切に思えるような、

まさに、今までの様子とはあまりにも落差のある、

【ちょうテキトー】な未来鑑定診断だった。

 

シュンシュンの頭の中で、

本業アパレル関係、未来霊視鑑定士という肩書を備えた、

佐古山のジェントルマンなイメージが、

雪崩をうって、崩壊の一途をたどっていった。

 

 

今日はこのへんで(*^-^*)

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シュンクボ(^▽^)/